英語が本当に楽しめるようになった経緯

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はじめまして、ブログ著者のヒロユキです。

横浜市在住、英検準1級予定、TOEICスコアは700点です。(2020年5月現在)
初心者以上、中級者未満といったところでしょうか。外資系企業で働いています。

最近、ようやく英語の音が一語一語が聞き取れるようになり、”このガイジン、ナニ言ってるの?(;▽;)ワカラナイヨー ”状態から抜け出す事が出来ました。とはいえ、ハリーポッターを字幕なしでストレスなしで楽しむにはまだまだ時間がかかりそうですが・・・。(ハリー、セリフ速いよ!お願いだから、ちゃんと聞こえるように言って!)

耳に入ってきた英語をリアルタイムで、翻訳なしでスっと理解して、自然に笑ったり驚いたり、感情移入したりできるようになる事を、以前からずっと思い描いてきたので、今は英語に触れるのがとても楽しくて楽しくて仕方ありません。

・・・と自慢げに書いていますが、当然最初は誰もが通る道、いや、それ以上に、自分の英語力からすれば、それはそれは過酷な、いばらの道を通ってきました。

英語をちゃんと身に付けようと思い立ってからはや15年。。。!

買った単語帳や英語関連の書籍は数知れず。(数万円くらいは余裕で買っているはず。)

本屋に行くのが大好きなので、行ったときはだいたい英語関連書籍の前で立ち読みしてるのが常でした。いつも自分に合いそうな本を探していたわけです。

よさそうな本を見つけては買い、そのたびに1、2日気合い入れてやってみるものの、気がつくと本を読みながら(_ _)zzz…となっていたり、いつの間にか放置されて机の上でホコリをかぶっていたり。。。

ちなみにこの時自分が持っていた本のタイトルはこんな感じ。↓(いかにも英語ができなそうな人がもってそうなタイトルですよね。)

・たった7日間で〇〇をマスター!
・これさえあれば英会話ができる!
・これだけ覚えろ!〇〇に必要な単語20選!

こういった本は数か月後に、だいたいBOOK OFFさんの棚に加えられていきました。

今度は、座学がすぐ眠くなるなら、耳から聞いて音で覚えよう!って思い立ち、音源をiPhoneに入れて、通勤時間にひたすら流しておくんだけど、主語すら聞き取れなくていつの間にかBGM化し、音は流れてるんだけど読んでるのはYahooトピックだったり。

何か良い方法ないかなってブログとかを検索すると、思い立ったのは自分の方がずっとずっと前で、同じような状況からスタートしてるはずなのに、今ではそのブログで情報を公開している方がずっとずっと上級者になってたり。

まがいなりにも単語覚え始めたぞ、少しくらいは聞き取れるようになってきた、と思って受けたTOEICや英検の試験では、実力不足とプレッシャーで全く聞き取れず、他の人のページをめくる音やそのペースに飲み込まれ、うちのめされて帰ってきたり。

ちなみに、初めて受けた準1級のリスニングはPart1の(15)あたりから、劣等感との戦いでしたね、あまりの聞き取れなさに。

通路挟んで斜め前にいたおばさまなんて、問題文が全部流れ切ってないのにマークして次のページめくったりしてて、上級者感全開で、そっちが気になって仕方なかった。

今思えば、その状態じゃできなくて当たり前だよなって思う事も、なんでできないんだろう、とか、なんで頭に残らないんだろう、なんてよく自己嫌悪に陥ってました。

あ、念のためにお断りしておくと、一応理系ですが、国立大学(とは言っても地方の、ですけど)卒業者なので、Iやmeの使い方の区別が付かない、とかそういうレベルではないです。

ただ、目的語って何?とか、SVOCとか必要ないでしょ、とかそういう感じでした。当然、動詞、名詞、形容詞、区別なんてついていません。副詞と接続詞の違いなんてものにも見向きもしなかった。めんどくさくて。

社会人になって初めて受けたTOEICの点数は400点くらいだったと思うので、そのレベルの低さは知れると思います。自信をもって答えられた問題は数問、後はほぼ勘。

そして何よりリスニングは、たまに聞き取れる単語が現れると、それを頼りに意味を完全に推測して作り上げ、それに合いそうな答えを探して答える、という、英語ではなく、推理をしている感覚でした。

こんなことを約15年、英語を始めてみては止まり、しばらくしてまた思い立って始めて、また止まり・・・ということを幾度となく繰り返し、その度に挫折感を味わい続けていました。

個人的には、4技能(読む・書く・聞く・話す)なら、まずどれを強化したいか、と言えば、即答で「聞く」つまりリスニングでした。

だって話せなくても何とかつたない単語の連続で伝わるかもしれないけど、何言ってるか分からなかったら会話が成り立たないし。

だからリスニングは本当に本当にできるようになりたかったんです。映画も字幕なしで楽しめそうだし。

でも、一生懸命単語覚えても、いざ外人が話し始めると、全く聞き取れない。単語帳の中にある例文ですら、文章の訳を読んで知っているはずなのに、音だけ聞き流し始めると全然聞こえない。

当然、CMやWebの広告によく出てくる、聞き流すだけで・・・っていうのもやりました。

レビューを見ると、すごくよさげなことが書いてあるし、有名なプロゴルファーの方や芸能人の方もできるようになりましたって言ってるし、もしかしたら自分もできるかもしれない、と一縷の望みを抱き挑戦したこともあります。

結果はご想像通り、・・・これも全く聞き取れるようになりませんでした。(今はその理由がはっきり分かりますが、当時は分かりませんよね。)

もうダメだな、自分。きっと才能ないんだ。もしかしたら自分は人より聞き取り能力が低いのかもしれない、人より耳が良くないのかも知れない、なんて本気で悩んでいた時期もありました。

でも、そういってもやっぱり英語を聞き取れる事や話せるようになる事への憧れが消えなかったんですよね。だって、単純にカッコいいじゃないですか、英語を話せるって。

だから、しばらくしてまた、自分のどこがいけないんだろう、と仮説を立てては情報を集め、試しては失敗。これを繰り返しました。

そんな時に、どこかのブログか本か、忘れてしまいましたが、こんなようなフレーズが視界にふと入ってきたんです。

「人間の脳は自分が発音できる音しか認識できない。」

長年にわたりさまよい続けたせいか、この理屈は感覚的に心に刺さりました。

今まで、ネイティブのようなきれいな発音を目指したり、発音記号を勉強したり、RとLの違いに注意したり、そんなめんどくさくて恥ずかしい事からは逃げてきた自分がいたからです。

君が英語が聞こえない原因はこれなんだよって言われた気がしました。

そして、改めて単語帳を引っ張り出してきて、単語の正しい発音を、録音されている音の通りにマネして何度も何度も練習してから聞いてみると、なんと、例文の中に出てくるその単語がとてもクリアに聞こえてきたんです。

例えば、長年自分に連れ添ってくれながら、中身を全然理解されないまま放置されていたDUO3.0という秀逸な単語帳に、以下の例文があります。

His latest works are on display at the city hall.

今まで、この文を何度聞いてもdisplayが聞こえなかったんですよ。この単語自体はものすごく有名で、日本語にすらなっている、中学生の頃から何度も目にしてきた単語です。

単体で読まれたら良く分かるし意味も分かる。でも、この文章を頭からネイティブのスピードで読まれると、どうしてもdisplayが聞こえなかった。

His latest works … play …

みたいに聞こえていたんです、当初。通勤の時にこの文章が流れてくると、play…play…、あれ、この文章にplayなんて出てきたっけ?ってよく思っていました。

それが発音練習後に改めてこの文章を耳にしてみると、displayが浮かび上がってきたんですよね。

理由は簡単でした。自分が聞き取れなかった原因はdisplayの発音にあったんです。RやLの発音はいったん置いておいて、イントネーションが完全に間違えていました。

displayはdis(弱)play(強)であって、dis(強)play(弱)ではなかったんですよね。発音やイントネーションなどほぼ意識してこなかった自分は、例文の音声は正しく読んでくれていたはずなのに、頭の中ではずっと後者で記憶していました。

だから、displayをまとまって認識できなかった。

その前段のare onも今ではハッキリと認識できますが、これを経験した当初は聞こえない。それも原因は同じです。are on の発音やリンキング等を正しく発音できていないから聞こえなかった。

という事は、極端な話が、正しく発音できる音を増やせば聞こえる数が増えるわけで、聞こえる数が増えたら、そのうちリスニングの力も付いてくるのではないかと思えたんです。

これを経験した時は、本当にうれしかったですね。何せ自分にとっては希望の光が見えたわけですから。

それ以降、ちょっと遠回りに感じるけど、全てはリスニング力を上げるために、ひたすら発音練習をはじめとする基礎訓練を繰り返す日々が始まりました。(もちろん買う本は発音関連の本に変わりました。笑)

始めは英語特有の母音・子音の数や発音記号、その他に圧倒されて、これ全部覚えなきゃいけないの?なんてくじけそうになったこともあります、正直。

でも、やればやっただけみるみる効果を実感できたので、多少途切れる事はあったにせよ、ぱたっとやめてしまうこともなく、続けることができたんです。やっぱり少しずつでも上達していく実感がないと続けられないですよね。

その効果が実り始めてきたのか、これまで全く聞き取れなかった単語帳の例文も、今ではまぁだいたい聞き取れます。あの有名なスティーブジョブズのスタンフォード大学卒業式典のスピーチもだいたい分かります。まだ自分レベルだとその日の調子で聞き取れなかったりすることもありますけど。

何が嬉しいって、諦めかけてたリスニング力を自分も身に付けることができつつある事や、他の人が何て言ってるか分からないっていう時も、自分は理解できていることが多くなってきたので、確実にレベルアップしている自分を実感できる事です。

ここまで来るのに本当にたくさん回り道をしましたし、英語ができる仲間と自分を比較し、劣等感に苛まれていたこともありました。

正直、15年前に戻って当時の自分にこのやり方を教えてあげたいと思います。でもそれはできない。ただ、それら全部の経験が生きていて今の自分があるのも事実。

だから、今度は自分はこうして上手くできるようになったよ、という事を、同じ悩みを抱えている人だけでいいから、伝えられたら少しは役に立てるかなと思って、このブログを立ち上げました。

英語のやり方なんて人それぞれ。すっと上手くなる人もいれば、自分のように遠回りして少しずつ上達していく人もいる。多分自分はとても時間がかかった方だと思います。

あの時の自分と同じように、目標はあるんだけど、なかなかうまく上達しない、もしくは努力の仕方が分からない、どうしたら回り道せず、最短で上達することができるんだろう、と悩んでいる人たちに少しでも役に立てたら幸いです。

自分が歩んできた道のりやその時々の感覚、上達していく過程など、詳しくはブログにどんどん載せていきたいと思っています。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

一緒に英語力を高めあっていきましょう!